土湯温泉のバイナリー発電所

2016/11/29

東日本初、地熱発電の一つであるバイナリー発電所を建設

土湯温泉の源泉は150℃近くあり、噴出する圧力も高い。ここに注目した地元の会社「元気アップつちゆ」は地熱発電の一つであるバイナリー発電所を建設した。商用規模としては東日本初の導入だった。小さな町の小さな会社が、小水力発電とバイナリー発電という2つの再生可能エネルギー事業を立ち上げたのは大きな話題を呼び、視察や見学者が全国から押し寄せた。そこには震災と原発事故で大きなダメージを受けた町の復興を目指す会社のしたたかな計算があった。再生可能エネルギーによるエコタウン構想、そしてそれを観光資源として客を誘致する。さらには21℃というバイナリー発電所の冷却水を有効利用してエビの養殖事業も始まった。こけしと並ぶ土湯の名物にしたいと関係者は言う。アイデアと行動で土湯温泉の客足は徐々に回復している。