飯舘村役場 帰村へ

2011年4月22日、飯舘村全域が福島第一原発事故の影響で「計画的避難区域」に指定されました。それから全村避難が始まり、村役場は2カ月後の6月22日、旧飯野町役場に行政機能を移転しました。
記者が福島市飯野に移転した飯舘村役場飯野出張所を最初に訪れたのは、移転後ほぼ6カ月を経過した「2012年初頭だった」と記憶しています。(写真は、2011年の開所式)
役場職員が前代未聞の出来事に遭遇し、それぞれの表情に疲労の色が濃くにじんでいたことを鮮明に覚えています。
当時、飯舘村は外部有識者などを交え、復興計画の策定にようやく取り掛かった時期でした。その外部有識者(メディア人)の一人として委員会の委員に諮問され、以来、今日まで飯舘村との関係が続いてきました。
閉所式は5年前に開所した日と同じ6月22日、飯野出張所の2階会議室で行われました。この場所は、復興計画を策定する委員会が定期的に開催されてきた場所でもあります。
提言したのは再生可能エネルギーを活用した村創りと、村の姿を記録し情報発信しよう、の主に2点でした。その結果、約2メガの太陽光発電施設が完成したほか、各種の太陽光発電事業が村内で始まりました。情報発信はこの動画サイト「きぼうチャンネル」です。
しかし、どれほど村の皆様の力になれたかは疑問ですし、決して十分ということはないだろうと思っています。
役場機能は7月1日、飯舘村役場に戻って再スタートします。2017年3月には、村民の帰村が始まります。
「どれほど村民の役に立てたのか」自身の疑問に答えを見付けるためにも「きぼうチャンネル」は、これからも村民の姿を記録し発信し続けていこうと思います。

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