漆で開く日中貿易

昭和の頃、映画館では「ニュース映画」が上映されていました。

昭和34年2月17日、中国から帰国した岩井章・総評事務局長がもたらした小部分の貿易再開というお土産は、日本の漆(うるし)工芸界にとって朗報です。昨年5月に日中貿易が中止されてから、漆業界は大きな打撃を受けています。原料の90%以上を中国からの輸入に頼っていた漆器業界は材料を使い果たした状態だったのです。福島県会津では業者の輸入促進総決起大会が開かれました。

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