「愛の絆」と「希望」を育てる

 飯舘村は、標高約500メートルの阿武隈山地の山間にあり、冷害に苦しめられてきました。村は創意工夫を重ね畜産を振興し、花き栽培農家を育てました。村の肉牛は「飯舘牛」のブランド名が冠され、花は「トルコキキョウ」の産地として知られるまでになりました。原発事故でそれらのブランドが失われました。
われら飯舘村民」に登場した高橋日出男さんが、この時期に育てている花の名前を「ストック」と言います。画面にはピンクの花と白い花のストックが映し出されています。
白色のストックは、結婚式のブーケとして人気があります。香りが豊かで、長持ちする花なのでブーケに適していたそうです。ストックの花言葉は「愛の絆」「思いやり」など多彩です。その中に「未来を見つめて」という花言葉もあります。
高橋さんは夏場になると「トルコキキョウ」を生産します。その花言葉は「希望」です。映像の中で場面が変わり、高橋さんが古里である飯舘村松塚に戻ります。畦道に立ち止まった高橋さんが見つめる未来には、建ち並ぶパイプハウスの中で咲く希望が見えていました。

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